「tjakudain」:台湾の音楽と文化の融合



わたしがいままで一番好きな台湾の曲は原住民の歌手であるABAO(阿爆アバオ)とラッパーの李英宏(リー・インホン)とコラボした曲、「tjakudain」(ティアクダイン、ユーチューブのMVによると曲名は「どうしようか」)である。

2019年にリリースされたこの曲は、原住民の女性と漢人の男性の叶わぬ恋を描写している。台湾の歴史をこの歌詞でちょっとだけ触れつつ、民族が違う恋人は結ばれようとしても結ばれないというどうしょうもなくやや残念な気持ちを歌われた。歌詞は原住民語のひとつである排湾語(パイワン語)そして台湾語で書かれて、ノリがいい音楽にすごく躍動感がある原住民語と台湾語を入れ、新鮮な雰囲気が漂って耳に一新させる台湾の曲と言っても過言ではないだろう。


留言

人氣文章